2年制
JDLA
一般社団法人日本ディープラーニング協会
G検定ジェネラリスト
資格試験合格!
AIコース
千代田区立九段中等教育学校卒
奥田 健介
SEプログラマ科 AIコースとは
AIエンジニアに必要とされる基本知識・技術を習得します。初心者でも安心な導入授業やカリキュラムで、プログラミングの世界をはじめから触れていきます。
深層学習(Deep Learning)を中心とした人工知能(AI)技術を活用したプロダクトの開発についての学習を行います。
本校では、設計からプログラミング・テストまでを一貫して学習できる環境を整えておりますので、AIエンジニアに必要とされる基本知識・技術を修得できます。
コースの特長
- AIコースで必要となるプログラミングを基礎から学べるので初心者でも安心
- 最新の技術、情報が身につく実践的なカリキュラムを導入
- 技術的なスキルの向上とビジネス的なコミュニケーション能力の向上を目指す
駿台電子で
AIを学ぼうとするみなさん
AIの研究開発が始まって70年が経ちます。ここ最近の進歩は著しく、さまざまな領域で人間とAIが共同で問題を解決するようになってきています。これからもますます発展することが期待されるAIを学んでぜひ社会を一緒に変えていきましょう。
本校アドバイザー 情報処理学会副会長
松原 仁 先生
1959年生まれ。東京大学工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。スタンフォード大学客員研究員、通産省工業技術院電子総合科学研究所主任研究官を経て、2000年より公立はこだて未来大学システム情報科学部情報アーキテクチャ学科教授。2010年文部科学大臣表彰科学技術賞受賞。2012年情報処理学会フェロー認証。(一社)人工知能学会前会長。2020年4月より東京大学大学院情報理工学系研究科次世代知能科学研究センター(AIセンター)教授に就任。主な専門分野は、人工知能、認知科学、ロボティクスなど。『鉄腕アトムは実現できるか?ロボカップが切り拓く未来』(カワデ・サイエンス)、『学習漫画わくわくロボットワールド』(集英社)、『アマトップクラスに迫るコンピュータ将棋の進歩〈5〉』(共立出版)ほか著書多数。
習得できること
- AIの仕組みを理解してワトソン等の学習システムの活用、アルゴリズムの習得
- AIの知見を基にビジネスに必要なコミュニケーション能力の習得
- AIとエンジニアリングの橋渡しができる人材
目指す職種
- AIエンジニア
- AIプログラマ
- データサイエンティスト
- AIコーディネーター
- システムエンジ二ア
修了制作 紹介
テーマ「Image Processing Block Breaker」
MeanShift という物体追跡アルゴリズムを利用して、追跡した手でボールを跳ね返すブロック崩しゲームを制作しました。背景の色によって動作しなくなったり、ライブラリを理解するのに苦戦しましたが、自分が描いていた通りにコードが動いてくれたことがとてもうれしかったです。
水倉 雄哉さん
テーマ「コスト制限を設けた巡回セールスマン問題における、遺伝子アルゴリズムを用いた最適経路探索アルゴリズムの開発」
最短で移動するルートを見つけるアルゴリズム(計算手順)ですが、今回は移動コストの上限をあらかじめ設けておき、通過する箇所を取捨選択できるような新規手法を一から自分で構築・コーディングしました。自分で考えたコードが思った通りの振る舞いをした時はとてもうれしかったです。
内藤 隼矢さん
テーマ「動的背景差分を用いた訪問販売詐欺対策証拠保存システムの開発」
フレーム間差分と呼ばれる方法を用いて、固定カメラで撮影された物体の移動を検知し保存するシステムを制作しました。“動的背景差分” を一から理解し制作しなければいけませんでしたが、先生の解説が丁寧でわかりやすく、試行錯誤しながら楽しく制作できました。
古幡 真志さん
AIコース独自の学習
- AIの組み込み(設計・製造・試験)
- Google社等のAPIを使ったプロダクトの開発
- 動画解析による顔認識システムの開発
- スマートフォン向けARアプリの開発
- Python等の学習
- 深層学習フレームワークの利⽤経験
- 深層学習のモデル実装経験
- ⾼い論理的思考⼒
- 数学的な深い知識(線形代数・統計/確率・微積分)
AIエンジニアとは?
深層学習(Deep Learning)を中心とした人工知能(AI)技術を活用したプロダクトの開発がおこなえる技術者です。
ディープラーニング Ⅰ~Ⅱ
ディープラーニング(深層学習)とは、人間が自然に行うタスクをコンピュータに学習させる機械学習の手法のひとつです。
ディープラーニングに関する知識を習得し、事業活用する人材(ジェネラリスト)になりうる学習をおこないます。
AIプログラミング Ⅰ~Ⅱ
AIプログラミング応用 Ⅰ~Ⅱ
機械学習やDeep LearningなどのAI(人工知能)分野のプログラミングで、現在最もよく使われる言語がPython(パイソン)です!
Pythonで実装された様々なAI関係のライブラリを使うことで、手軽にAIに触れることができます。
そのPythonプログラミングを学習します。
直結する資格試験
- ディープラーニング検定 for GENERAL
- Python3エンジニア認定基礎試験
カリキュラム
科目名(必須科目) | 前期 | 後期 | 授業内容 |
---|---|---|---|
コンピュータ入門 | ● | コンピュータの基本操作を覚える | |
プログラミングⅠ・Ⅱ | ● | ● | Javaを基礎から習得する |
ネットワークⅠ・Ⅱ | ● | ● | ネットワークの働きや理論・構成・通信方法などを学ぶ |
LinuxⅠ・Ⅱ | ● | ● | Linuxの概要を学ぶ |
情報倫理学Ⅰ・Ⅱ | ● | ● | 情報通信社会における倫理的諸問題について学ぶ |
経営学Ⅰ・Ⅱ | ● | ● | 企業の一員として活躍するための経営の基礎知識を獲得する |
データベースオラクルⅠ・Ⅱ | ● | ● | データベースシステムの仕組みを学び、操作し扱う基本スキルを習得する |
英会話Ⅰ・Ⅱ | ● | ● | 国際化社会に必要不可欠な英語で話す力を身につける |
AI プログラミングⅠ・Ⅱ | ● | ● | AIの開発で利用するプログラミング言語Python(パイソン)を学ぶ |
ディープラーニングⅠ・Ⅱ | ● | ● | ニューラルネットワークの構造を理解して、実際にトレーニングデータを収集し、学習させて判断させる方法を学ぶ |
AI プロダクト開発技法Ⅰ・Ⅱ | ● | ● | AIで利用する画像・音声認識の開発を学ぶ |
AI ライブラリー活用Ⅰ・Ⅱ | ● | ● | プログラミング言語で様々なAI機能を利用するための便利なライブラリー(プログラミング言語用部品集)の使い方を学ぶ |
キャリアデザインⅠ | ● | 就職に向けた心構え、就職活動の要領など初めての就職試験、就職活動を行う上で必要な知識を学ぶ |
科目名(必須科目) | 前期 | 後期 | 授業内容 |
---|---|---|---|
プログラミングⅢプレゼミ | ● | ● | Javaプログラミングをマスターし、卒業研究準備をスタート |
ネットワークⅢ・Ⅳ | ● | ● | インターネットの中核技術でもあるHTTPの詳細を理解し、サーバープログラムに必要な知識を学習する |
LinuxⅢ・Ⅳ | ● | ● | Linux上の各種サーバー管理に必要な運用の基礎と構築手順を学習・習得する |
データベースオラクルⅢ・Ⅳ | ● | ● | データベースの作成からシステムの設定、復旧、アクセス制御まで管理手法を広く学ぶ |
セキュリティⅠ・Ⅱ | ● | ● | システムを犯罪から守るために重要なセキュリティに関する実践的知識を学ぶ |
AI プログラミング応用Ⅰ・Ⅱ | ● | ● | Python 3 エンジニア認定基礎試験を合格できる基礎知識の習得 |
AI プロダクト開発技法Ⅲ・Ⅳ | ● | ● | AIで利用する画像・音声認識の開発を学ぶ |
AI ライブラリー活用Ⅲ・Ⅳ | ● | ● | Processing言語とOpenCVライブラリを用い,AI画像処理プログラムを作成する方法を学ぶ |
キャリアデザインⅡ | ● | 自己PR文や面接のロールプレイなど実践的な知識を身につける また、ディスカッション、レポート作成など就職活動に役立つ学習を行う |
技術動向の変動、新しい技術の登場など、その時々の変遷に併せてカリキュラム内容は変更される場合があります。
実習時間比率
時間割例
- AIプログラミング
- AIの開発で利用するプログラミング言語Python(パイソン)を学びます。
- AIプロダクト開発技法
- AIで利用する画像・音声認識の開発を学びます。
- AIライブラリ活用
- プログラミング言語で様々なAI機能を利用するための便利なライブラリ(プログラミング言語用部品集)の使い方を学びます。
資格取得について
AIコース 取得目標資格
Python3エンジニア
認定基礎試験
一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施している、Pythonの文法や基礎知識を問う資格試験。
ディープラーニング検定
for GENERAL
ディープラーニングに関する知識を有し、事業に活かすための人材(ジェネラリスト)の育成を目指した新たな資格試験。※正式名称 JDLA Deep Learning for GENERAL(通称G検定)
オラクル認定Java資格
プログラミング言語Javaの基本的な技術から実践的な開発・設計などJavaの幅広い知識を問われる能力を認定する資格。
Javaプログラミング能力認定試験
プログラミング言語Javaのプログラミング能力試験。対象は初級から上級のプログラマやシステムエンジニアであり、幅広いスキルが測定できる。
Linux技術者認定試験(LPIC)
Linux技術者としての技術力を認定するIT資格。公正なLinuxスキルの判断基準として国際的に認められており、180か国以上の技術者が受験している。
オラクルマスター
世界シェア1位を誇るデータベースソフトウェアベンダーのオラクルが、オラクル製品に関する技術者を認定する制度。
情報検定(J検)
業界業種に関係なく、コンピュータを扱う基本的なスキルを身に付けていることを証明する資格。
資格取得者の声
合格
- JDLA Deep Learning for GENERAL 2020
学校の先生方に自分に合った参考書はないか質問したり、過去の合格者の勉強方法を参考にしながら効率よく勉強できたと思います。取得した資格は就職活動でも役立ちましたし、何よりも自分の自信にもつながりました。
埼玉県立八潮南高等学校 卒 水倉 雄哉さん
合格
- JDLA Deep Learning For GENERAL 2020
- Linux Professional Institute Linux Essentials
資格対策の勉強は基本的に授業内で行いました。駿台では担当の先生が予想問題集を作成してくれたり、具体的な学習方法をアドバイスしてくれます。また、授業で学んだことを復習して自分のものにできたかどうかを確認しながら進めることができたので自信がつきました。
私立獨協高等学校 卒 谷部 樹さん
社会へ飛び立とう!
チームラボエンジニアリング株式会社
普段から自分が使っているアプリを他の人のも使ってもらいたいと思い、スマホアプリエンジニアを目指しました。選考で求められた課題提出は授業で学んだ内容で対策し、オンライン面接の練習はキャリアセンターの先生が付き合ってもらったので、当日は緊張しながらも自分の言葉で話すことが出来ました。
富山県立水橋高等学校 卒 吉田 侑介さん
株式会社ジーニー
大学在籍時に履修したプログラミングの授業が面白く、元々“手に職を”と考えていた自分にはぴったりの進路でした。就職活動中は先の見えない不安感もありましたが、少しでも早く社会に貢献できるような人材を目指し、あらゆる知識を柔軟に吸収できるような心構えで臨みました。学校で学んだ専門的な知識が役立ちました。
千私立早稲田大学 中退 内藤 隼矢さん